不動産ニュース / 開発・分譲

2014/12/15

シンガポール企業とのJV。銀座中心地にホテル/三井不動産

「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」外観
「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」外観
デラックスツインからの眺望。歌舞伎座もすぐ近くに見える
デラックスツインからの眺望。歌舞伎座もすぐ近くに見える
ミキモト コスメティックスのコンセプトルーム「パールルーム」
ミキモト コスメティックスのコンセプトルーム「パールルーム」
ミレニアム&コプトーンホテルズCEO(写真中央)は「三井不動産との日本での初プロジェクトが銀座という地で実施できるのは喜ばしい」と語った。写真左は三井不動産(株)アコモデーション事業本部ホテル事業部長の鴉田隆司氏、写真右は運営会社の三井不動産ホテルマネジメント代表取締役社長の足立 充氏
ミレニアム&コプトーンホテルズCEO(写真中央)は「三井不動産との日本での初プロジェクトが銀座という地で実施できるのは喜ばしい」と語った。写真左は三井不動産(株)アコモデーション事業本部ホテル事業部長の鴉田隆司氏、写真右は運営会社の三井不動産ホテルマネジメント代表取締役社長の足立 充氏

 三井不動産(株)と(株)三井不動産ホテルマネジメントは17日、銀座4丁目交差点にほど近い立地に、「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」(東京都中央区、客室数329室)をオープンする。

 シンガポールのホンリョングループとの共同事業。ホンリョングループは、「Millennium & Copthorne Hotels(ミレニアム アンド コプトーン ホテルズ)」を世界24ヵ国で130ホテルを展開するホテル運営企業。なお、三井不動産グループとホンリョングループは、1972年に合弁会社「TID社」を設立して以来、シンガポールで住宅事業・ホテル事業を展開している。

 「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」は、東京メトロ「銀座」駅徒歩2分、東京メトロ「東銀座」駅徒歩1分に位置。敷地面積1,169,86平方メートル、鉄骨造地上14階地下1階建て。ミレニアム アンド コプトーン ホテルの日本進出第1号であり、「ミレニアム アンド コプトーン ホテルズ」と「三井ガーデンホテルズ」の初のダブルブランドホテル。ホンリョングループが土地・建物を所有、三井不動産グループが施設を賃借し、ホテルを運営する。

 ラグジュアリーブランドが集結する銀座の中でも中心部に位置し、同エリアでは最高価格帯となるホテル。外観は、「交詢ビルディング」や「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」を手掛けた日本人デザイナーの石川雅英氏による、篭を編むようなデザインを採用。内装は、香港に拠点を置く世界的なデザイナーCL3(シーエルスリー)により、粋でモダンな空間を表現。さらにロビーには、キモノデザイナーの斉藤 上太郎氏の作品を設置した。

 客室はスーペリアダブル(20平方メートル、171室)からデラックスツイン(37.7平方メートル、6室)、さらに段差を極力なくしたアクセシブル(21.8平方メートル、6室)まで、全7種類を用意。さらに、ミキモト コスメティックスの高級コスメを自由に試せる「パールルーム」や、金沢伝統箔メーカー「箔座」の美容金箔マスク等を試せる「箔座 金箔ルーム」の2つのコンセプトルームも開設した。

 1室あたりの客室料金(正規)は、2万5,000~5万8,000円。

 15日の記者発表の席で、三井不動産アコモデーション事業本部ホテル事業部長の鴉田隆司氏は、「『三井ガーデンホテル銀座プレミア』に続く銀座第2弾となる本プロジェクトは、銀座4丁目交差点にほど近いという抜群の立地を誇る。『ミレニアムホテル』とのダブルネームでの展開であり、今後海外での認知度が高いミレニアムホテルからの送客も期待したい」と語った。
 またミレニアム&コプトーンホテルズCEOのウォン・ホンレン氏は、「三井不動産との共同事業を始めて40年超。日本での初事業となる今回、銀座という最上の立地で展開できるのは大変喜ばしい」とコメントした。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。